指導者の役割り・・・
一人の人間(子ども)の能力を引き出すことであり
その線引きに、「野球が上手い・下手」は
一切関係ありません。
「ほら、出来たじゃない!」
「やれば出来るじゃない!」
…
出来ないことが出来るようになる喜びは
大きな大きな心の土台となります。
特に少年野球の指導に関わる方には
子どもの居場所や役割を作ることで
大きな心の土台を築いて欲しいと願っています。
「チームを支えるのは、背番号を付けた人間のみ」
青少年の健全育成をうたっているチームが
そんな方針で良いのでしょうか?
いくら野球が上手くたって
「人の痛みがわからない人間」
「自分さえ良ければいい人間」
では、社会は受け入れてくれません。
大会に優勝した指導者が
良い指導者ではありません。
勝てなくても、負け続けたとしても
子どもの心を育ててくれる指導者がいます。
個々の能力を引き出してくれる指導者が
本物の指導者ではないでしょうか?
人の嫌がる仕事をする子どもがいます。
相手を気遣う優しさを持った子どもがいます。
技術だけではなく
そんな所にも目を向けれる指導者が
増えることを願っています。