次回の「きっかけ塾」は・・・

2月26日(日)に、「きっかけ塾」を開催します。

テーマは

「親子のコミュニケーション」
「怪我の予防と柔軟性を求めて」

少年野球の最近の傾向は、技術力の向上はあるものの
股関節の硬さを含めた、柔軟性に危機感を感じます。

子ども達は、長時間の練習や、目に言えないストレスを抱え
筋肉の硬い子どもが増えています。

大人が子どもの体を触ることによる愛情表現や
故障しないために大人が出来ることを学びたいと思います。

そこで今回の「きっかけ塾」は
大人だけではなく、子供参加ありです。

詳細は以下の通りです。

【講 師】斉藤接骨院院長・斉藤忠正 氏

【日 時】2月26日(日) 18時~20時

【場 所】行田市立教育研修センター 下忍分室体育館
     (金曜スクール体育館)
     埼玉県行田市樋上195-2
     無料駐車場有り

【参加費】大人 2,000円
      子供  無料 

【申込み】juku@mft.jp まで
      氏名・住所・連絡先をご記入ください
     
      スクール生は、直接佐藤まで

【その他】室内履き、飲み物
      ストレッチマット(毛布・レジャーシートなどの柔らかい物でも可)

      各自ご準備ください

「きっかけ塾」は、子供と野球を愛する方々の集まりです。
皆様のご参加をお待ちしております。

【子どもを非行に走らせる方法】 所長・高橋

【子どもを非行に走らせる方法】

 1.幼い時から関心を持たず、放っておこう。
 2.欲しがるものは何でも与えましょう。
 3.子どもの間違いや失敗を理由を聞かずに叱りましょう。
 4.どこで何をして遊ぼうが気にしないようにしましょう。
 5.兄弟や他人と比較して「おまえは駄目だ、馬鹿だ」と言いましょう。
 6.家族の時間や団欒は無駄だと思いましょう。
 7.良いことは褒めず悪いところを指摘しましょう。
 8.夫婦仲悪く相手の意見を子どもの前で否定しましょう。
 9.金こそすべてだと思いましょう。
10.社会・学校・警察などの悪口を言いましょう。

これは、長年子ども達の生活指導ボランティアをやられている方々が
多くの経験からまとめた言葉です。
「子どもを非行に走らせる方法」とはドキッ!としますが、
誰もが一つや二つは思い当たるところがあるのではないでしょうか。

誰も我が子を非行に走らせたくはありません。
実際には多くの親がこれらのことに気をつけながら
子どもに接し生活していることかと思います。

では、少年野球のチームではどうでしょうか。
この10カ条は何も家庭内だけのことではありません。
少年野球にもすべて共通する事柄です。
ちなみにこれを少年野球に当てはめるとこうなります。

 1.見込みのある子には関心を持ち、見込みのない子は放っておこう。
 2.準備や後片付けは大人がやってあげましょう。
 3.子どもの間違いや失敗を理由を聞かずに叱りましょう。(原文同じ)
 4.練習以外の普段の生活態度は気にしないようにしましょう。
 5.兄弟や他人と比較して「おまえは駄目だ、馬鹿だ」と言いましょう。(原文同じ)
 6.家族の時間や団欒よりもチームを優先させましょう。
 7.良いことは褒めず悪いところを指摘しましょう。(原文同じ)
 8.指導者同士仲悪く相手の意見を子どもの前で否定しましょう。
 9.勝利こそすべてだと思いましょう。
10.他チーム・子ども達・審判などの悪口を言いましょう。

このように一部を少し変えただけですが、少年野球ではよく見かける光景になります。
この10カ条は「子どもに野球(チーム)を嫌いにさせる方法」とでもなるでしょうか。
もし、こんなチーム環境の中に子ども達がいるとしたら
それはけして良いことではありません。
子ども達の心や体の成長に悪影響が現れないうちに環境を換える必要があります。

子ども達の成長に必要なのは猛練習でも勝利でもありません。
子どもは子どもらしく!
それは、歳相応の道徳心と年齢に沿った練習の中から自然と身に着くものです。
我々大人は、その環境作りをすることです。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

NPO法人日本少年野球研究所は
野球界の発展と、底辺の拡大を目指し
「今できることは何か」を考え
野球を愛する皆様と共に、活動して行きたいと思います。

ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

NPO法人日本少年野球研究所
代表  佐藤 洋