現場からの声

先日の中学校公式戦であった対戦チームの出来事です。

対戦チームは先行で初回の先頭打者の初球からベンチからのサインがありました。

初球だけ、1番バッターだけ、初回だけ、序盤だけかと思って様子を見ていたら結局最後までやり通しました。

 これがまた長いんです。

野球はリズムが大事なので投手がリズムに乗れ切れないことを非常に心配しました。

2回から向こうのサインが終わる前にバッテリーのサイン交換も終わらせるようにしましたが。

 試合途中2ストライクと追い込まれ、その打席一切バントの素ぶりを見せずにいきなりスリーバントを仕掛けてみたりと

もちろん奇襲作戦という考えもありますが、あの体の使い方やあの形では…

 後日指導者間であれは何だったのかと話をしました。

球種による打てのサインだったのか、待てや打てのサインだったのか。よく分からないまま話は終わってしまいました。

問題はそこに選手の自主性は生まれるのでしょうか?

結局操り操られているような関係でした。

指導者からのサインは大事ですが先頭バッターぐらいはもっと打席で自ら考え投手と対戦してもらいたいと思いました。

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5年生主体の新人戦の決勝戦での出来事です。

試合は1点ビハインドの最終回2アウト。
バッターは今大会後に転校が決まっている選手。
レフト前にヒット放ち、私はチーム1の俊足の4年生の女の子を
ピンチランナーとして送りました。

2アウトランナー2塁をつくりたかったからです。

ピッチャーは右投手。
ランナーに盗塁のサインを出していましたが、緊張のためか初球走れず。

続けて2球目サインを出しましたが、彼女はスタートが切れず、
リレードスチールのようなタイミングでスタートをしてしまい
2塁でタッチアウトでゲームセット。

彼女は号泣しました。

問題は、その後に開かれた慰労会でのその子の親の発言です。

親は父母会会長の立場で会の挨拶をしました。
「今日はうちの子のせいで負けてしまい申し訳ありませんでした」
との発言。

試合の采配で負けたのは指導者の責任なのに、自分の子のせいにし
みんなの前で言われては心に深く傷を負うはずです。

その子は残念ながら今も上手くスタートが切れません。

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